時代の変化のスピードは速く、少し前の常識は今の非常識・・・ということも珍しくありません。日本の教育も変化の中にいます。幼児教育施設では保育所保育指針と幼稚園指導要領が、就学後では小学校・中学校で指導要領が改訂となりました。新しい日本の教育が始まっています。テストで良い点を取ったとか、跳び箱を何段を飛べたというような認知的能力の評価を重視したり正解を教える教育は終わりを迎え、非認知能力を育てる教育に変わります。お友達と仲良く遊ぶとか、どう表現するかとか、最後までやり抜く力のようなものを重視しているのです。
また、GIGAスクール構想を文部科学省は進めており、インターネットやAIを活用した世界で通用する人材の育成をこれからの日本は行っていきます。
最近では、新型コロナウイルス感染症による新しい生活様式は子どもたちを取り巻く環境も変えてしまいました。人と接触することが推奨されない世界で、どう生きていけばいいのか。大人も子どもも大きな混乱の中にいます。
大きく変化する世の中で、教員や保育士の皆さん、また子どもを支援する専門職の方々もまた、戸惑い、不安が大きい状況です。
子どもを支える専門家を支える専門家。こういう状況だからこそ、そのような存在が必要だと考えています。当オフィスではその形を模索しながら日々格闘しているところです。
あなたが笑うと私も笑う。笑顔が連鎖する世の中を作るべく、専門家をサポートするのが私の使命です。
心理オフィスいろどり 代表 大月浩史
臨床心理士、公認心理師、保育士、幼稚園教諭、特別支援教育士、産業カウンセラー その他
大学、大学院で臨床心理学を学ぶ。研究テーマは「心理療法とケースワークの統合的アプローチ」。心理士やケースワーカーの行う専門的な関わりを日常の中に落とし込み、専門家だけでなく人々が相互にサポートできる方法に価値を見出す。
福祉の領域として母子生活支援施設で虐待やDVの被害者に対する自立支援や心理支援を行う。家族療法や親子同時面接、トラウマ治療の経験を積む。
教育の領域として発達療育研究所で発達の基礎を学び、小学校・中学校・高校でスクールカウンセラーの立場で主に不登校児童生徒の心理検査やカウンセリングや保護者支援を行った。また、教育委員会の依頼を受けて小中学校を巡回し教員へ支援を行っている(関わった児童生徒は1000人以上)。
心理の領域として民間カウンセリングルームのカウンセラーや当オフィスでのオンライン及び出張カウンセリングを行っている。
保育や幼児教育の領域では、保育園を運営しつつ、保育園や幼稚園への巡回支援、保護者や保育士に対する遊びや子育ての講演等を行う。とくに「主体的・対話的で深い学び」を実践する保育を広める活動に力を入れている。
講師としては専門学校と短期大学での講師を経験。大学の依頼を受けて授業を行ったり、様々な場所で講演や研修を請け負う。
現在は平行して仕事を行いつつ、自分の知識や方法論をインターネットを通じて広報していく活動に力を入れている。